◆地面に最も近い土台 木造住宅の最下部で、基礎と建物の骨組み(軸組み)をつなぐ重要な役割を果たしているのが土台です。 建物の木材部分で地面に一番近いため、腐朽菌や白蟻に侵されないように、それらに強いヒノキやヒバ、クリが使われます。 ただし必ず心持ち材(赤身)でなければなりません。その他の材を使う場合は、防腐防蟻剤を加圧注入した材でなければなりません。 また薬剤は、時が経つと効果が弱まったり健康にもよくありません。 適した材を使ったとしても、床下の土台周辺を風通しがよく水分の少ない環境にしなければ、その性能は発揮できません。 そのためには、土台下に通風のための換気スリットをとるなどの工法が必要です。 また、床下の点検ができるように、人が入れる床下の高さを確保することが重要です。 ◇関連ブログ◇ ~木の家の仕組みを知ろう~ 一戸建ての注文住宅のケースです。 通し柱偏 ~木の家の仕組みを知ろう~ 一戸建ての注文住宅のケースです。 間柱偏]]>