↓↓ こちらの家づくりストーリーの大阪市住之江の注文住宅の完成写真は下ページからどうぞ↓↓
【家づくりのきっかけ】
生まれも育ちも東大阪だった主人が、大阪市に転居することを考え、
場所を探していたところ、今の家に出会いました。
築35年の中古住宅で、昔の基準で建てた家なので、問題も多く、
いつまでも住み続けることはできないと考えていました。
けれども、いきなり建て替えではなく、数年間住める程度のリフォームをしてその間に
住まい方の方向性を決めてから建て替えることにしました。場所を探していたところ、今の家に出会いました。
【工務店選び(ソーラーコムとの出会い)】
私はもともと「木造住宅」「自然素材」「人や環境に優しい」というキーワードが大好きでした。
OMソーラーのある家は東大阪にいたころ、ある工務店が建てた家を見て一目惚れし、
何度か見学会に行きましたが、そこの工務店の人とはどうも話がかみ合わない気がして、
とても残念に思いました。
しばらくして、大阪市内の中古住宅を買い、リフォームをしたいと思っていたところ、
妹の知人で、OMソーラーの家を建てた人がいると聞き、その家を見せていただきました。
その人に以前行った見学会のことを話すと、
「ウチの社長なら、絶対ちゃんとやってくれるよ!」と、
ソーラーコムさんを紹介していただきました。
その言葉どおり、ちょっとしたリフォームにもかかわらず、
社長が何度も足を運んで丁寧に見て下さり、的確なアドバイスをしていただいて、
基礎の補強と自然素材を使ったリフォームで、とても気持ちよく暮らすことができました。
私たちはすっかり社長の人柄と熱意と、自然素材のとりこになり、
「建て替えるなら絶対ここで!」と心に決めました。
【伐採ツアーの思い出】
伐採ツアーはタンポポ通信でイベント報告を目にするたび、
私もいつか必ず参加したいと、本当に楽しみにしていました。
自分の家の木に斧を入れるなんて、絶対にできない体験でした。
50年もの間、高知の山で生きてきて、私たちのために命を捧げてくれた木を、
本当に大切に使いたいと、心から思いました。
山に囲まれたゆすはらの地は、それまでのあまりの忙しさに
疲れ切っていた私たちを癒してくれました。
私たちに「木」のことを教えて下さった森林組合のみなさん、
おいしい夕食や宿を用意して下さったゆすはら町のみなさん、
いろいろ気を配ってくださったソーラーコムのみなさん、そしてバスの運転手さんにも・・・・
本当にお世話になりました。感謝の気持ちでいっぱいです。
【設計中のこと(間取り・プランニング・こだわった部分など)】
私たちが特にこだわったところは、造り付け収納です。
もともと地震対策にはこだわっていたので、大きな家具はぜひ造り付けで、と思っていました。
途中、見積もりがふくらみすぎた時、一瞬、造り付けを諦めかけましたが、
中途半端なものを買って、使いにくいからとすぐ買い替えるようなことはしたくなかったので、
初心に返り、やはりしっかり考えて、収納は造り付けにしようと決めました。
そのとたん、心の中の迷いがすっと晴れて、
何が必要で何が不要かはっきりわかるようになってきました。
【契約(見積もり・予算について)】
初心に返ったことで、大切なものを見失わずにすみました。
正直それに気づくまで、かなり時間がかかった気がします。
考え方が定まらず、ウロウロと迷っていたので、たびたび計画に変更が出て、
何度も見積もりを出していただきました。
度重なる変更にもきちんと対応していただいたおかげで納得して、
要、不要の見極めができたと思います。
【工事中の思い出(着工・地鎮祭・上棟式から完成まで)】
「お宅の基礎はすごいなぁ」と近所の人に驚かれてから、「うーん、なるほど」と
喜んで基礎を眺めていたのも束の間、みるみるうちに棟が上がり、
木いっぱいの家の骨組みができあがりました。
上棟式の日に、初めて2階まで上がらせていただいて、電気屋さんと配線の確認をしてると、
ほんとうにここが自分の家なんだという実感がわいてきました。
「図面どおりに柱があるー」っと、あたり前のことに感動しながら、どんな家になるのか
完成が待ち遠しくなりました。
【大工さん・職人さん・ソーラーコムスタッフとのエピソード】
大工さんとは、上棟式で始めて対面しました。それまでは、家を見に行ったときに
作業されている姿しか見たことがなく、少し声をかけさせていただく程度でした。
みなさん車で来られているので、お酒は控えさせていただきましたが、
やはりお酒が入らないと話しづらいようでした。
けれども後半には少し打ち解けた感じでお話ができてよかったです。
設計の藤本さんには、度々の変更によく対応していただいて、本当に感謝しています。
私たちは一番大切なプランニングの時期に本当に目がまわるほど忙しく、
体調もくずしていたため、何事も決定するのにすごく時間がかかりました。
その後も色んなことをギリギリまで待っていただいたり、
変更等にも対応していただきました。一時はどうなるかと思いましたが、
おかげ様で何とか形になってきました。ありがとうございます。
【完成前の想い】
悩みに悩んだ家づくりも、あと1ヶ月あまりで完成というのはまだ実感がわきません。
うちは造作が多く、大工さんが1つ1つ手づくりで作っている様子を見ると、
「ああ、私のこだわりを1つ1つ実現してもらってるんだなぁ」と感激します。
最初は手放そうと思っていた嫁入道具のドレッサーも、悩んだ末、姿見と収納部分に分けて、
姿見をうまく壁にはめ込む形で、使いやすく再利用していただいて、
本当によかったと思いました。
いろいろなこだわりがいっぱい詰まった私たちの家は、たくさんの方々の手によって、
形となっていきました。この家を末永く、大切にしていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。