【家づくりのきっかけ】
三人目の子育てにおわれて、家はいつか持てればいいな、
ぐらいにしか考えていませんでしたが、三人目の子が一歳を過ぎて断乳出来たとき、
ふと少し心の余裕ができたのか、家のことを考え始めました。
今の賃貸マンションはかなり手狭になってきていましたし、来年上の子が小学校に入るので、
そのタイミングで引っ越し出来ればいいなと思いました。
今でも家族で出かける時は、緑や自然がたくさんある場所で
のんびり子供達を遊ばせてきたので、そんな場所で子育てしたい、
庭のある家で自分たちが食べる野菜やハーブを無農薬で育てたいと思いました。
【家探し】
最初は、注文住宅は高いと思い込んでいたので、滋賀県の建て売りを買うつもりでした。
予算的にもぴったりでしたが、いろいろ見ていくと、滋賀も昔と違って大規模な綺麗に
区画された分譲地ばかり。住宅地で菜園する雰囲気はありませんでした。
それに真ん中の子にアレルギーがあったので、
もし建て売りに住んでシックハウスになったらと
考えると不安になってきました。もしそうなったら、
引っ越しやリフォームするお金は無いでしょう。
それで、予算が無いからこそ、自然の家を探してみよう、
情報を沢山集めて出来るだけのことをしよう、それでだめならあきらめもつくと思いました。
【工務店選び(ソーラーコムとの出会い)】
ある住宅展示場で自然素材の家を見ました。
そこの方と話をしましたが、やはり私たちの予算では難しいとわかりました。
がっかりした気分で、ふらっと隣にある本屋さんに立ち寄りました。
そこで「工務店で建てた家2010」という本を見つけました。
以前ホームページで見ていた工務店が載っていたので、
そこに資料請求する目的で買いました。
それが本を読むうちに、ソーラーコムのページがとても気になりました。
家全体から広がる暖かな雰囲気に惹かれ、よく読んでみると
『柱などの材料を規格化することで低コスト実現』と書いてありました。
すごいアイデアだと思いました。
【決め手】
何社かに資料請求しましたが、ソーラーコムにした一番の決め手は、
一番資料に無駄が無く、すっきり綺麗にまとまっていて、
封筒の開け方も工夫されていた所でした。
きっと家づくりにも、この精神がいかされているのだろうと思いました。
ホームページでもお金の流れがわかりやすく書かれていて、
家の他にいくらかかってしまうのか、不安になることもありませんでした。
それで、7月頃見学会に申し込みました。
そこで川口社長に相談して、予算的にも大丈夫そうだということで安心しました。
ただ、入学に間に合わすためには、
遅くとも9月まで土地を探さなければいけないと聞いたので、
そこから急いで土地を探し始めました。
【土地探し】
最初は京都と滋賀の2社で土地を探してもらいました。
毎週土日に出かけ、いろいろみてまわり、だんだん滋賀にしぼられてきました。
初めはネットなどで見た物件を基に、その周辺も含めて条件に合った物を探してもらいました。
しかし、私達が希望する自然豊かな場所は、市街化調整区域がほとんどで、
私道や水道管の問題や小学校まで2.7キロあるというような物ばかりでした。
1年生の足では1時間近くかかります。土砂崩れしそうな場所も通らなければなりません。
見る物はすべて見て、時間もあまりなく、この先の方向性が見えなくなって、
川口社長に相談しました。
すると、「あせらず、粘り強く探すことが肝要です」とアドバイスをいただきました。
社長はとても落ち着いていて、私も焦る気持ちが落ち着きました。
それでも、もともと希望の地域だったけど、
募集が無かったのであきらめていた場所で不動産屋さんに
「この地域で小学校まで1.7キロ圏内で」とだけ伝えて探してもらいました。
すると、ちょうどその地域で、他の不動産屋さんに売りたいと
話がきたばかりの物件を探してきてくれました。
川口社長が現地まで見に来て下さって、契約にも立ち合って頂いて、
初めての不安いっぱいの土地売買も無事済むことが出来、今に至ります。
売買でいろいろ相談した時も「今が踏ん張りどころですから頑張って下さい」と
背中を押して頂き、心強かったです。
子供達も新しい家の事を「木のおうち」と呼んで、出来上がりを楽しみにしています。
春の完成が待ち遠しいです。