木の家は「耐震が心配」「シロアリが心配」「家事が心配」みなさん初めはおっしゃいます。
心配だらけの木造住宅だから鉄骨や鉄筋コンクリート造を選ばれますか??
もし、子育てをしながら、家族が健康で、夏涼しくて、冬暖かい、カビや結露といった湿気の問題とは無縁の暮らしを送ることが目的であれば、木の家がそれを叶える一番の方法かもしれません。
そこから先、お子さんやお孫さんに資産として、家を長く住み継いで残してあげることが目的であれば、建て方を考えなくてはなりません。
ソーラーコムのサイトの中にある情報も、決して良い悪いだけではなく、皆さまのご家族のとってどの建て方が合っているか、また仮に木の家の中でもどんな木を使ってどう建てるかを考えてみてはいかがでしょうか。
無垢の木の家の工務店なので、ここでは簡単に無垢材の基本の性質を挙げてみました。
木のにおい
新築の木の家(集成材ではなく無垢材)に入ると、木のにおいがただよって、人はたちまち和んだ気持ちを与えられます。
この場合のにおいは「匂い」であって、不快な「臭い」ではありません。
何故人は、木の香りを好ましい匂いと感じるのでしょうか?人は木目をみると、そこにやさしさや、あたたかさを感じます。
おでかけや旅行から帰ってきたりすると安心できる木の家のにおいも住まい手様にとって癒しの要素のようです。
五感が喜ぶ
木は、人間の五感(視覚・触覚・嗅覚・聴覚・味覚)に感応する性質を持っています。
五感のうち、味覚は別と思われますが、もし鮨屋のカウンターが木でなかったら、もし味噌汁のお椀が木の器でなく、プラスチックやステンレスだったら?味覚は損なわれます。 触覚のうち、さらに皮膚感覚は触・圧覚、温・冷覚、振動感覚などに細分されますが、これらの言葉に木という素材をあてはめると、人はおのずとその世界を実感することができます。
子どもと動物は特に敏感で、木が気持ちいいというのは人間の大人以上に感じやすいようです。
DNAに組み込まれている!?
人は、自然の中から誕生し、それから500万年の間、ほとんどを自然界で過ごしてきました。人工的な都市が出現したのは、たかだか数千年に過ぎません。
それが人の脳の奥深くに刻まれ、人のDNAを形づけているからではないでしょうか?
木の家が気持ちいいわけは、こんなところにあるのではないでしょうか。

森に立っていても、家の材料になっても、無垢の木は呼吸をして生き続けている 伐採祈願祭ツアーにて 東大阪のMさま
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