落葉樹、常緑樹のバランス

  • 投稿日:2020.12.18
  • 伊礼智/i-works
  • 庭/外構
  • 暮らし/健康

「落ち葉掃除がめんどくさい・・・」

「夏場すぐ枯れてしまう・・・」

「冬、寒々しい・・・」

 

落葉樹に対する悲しい声、効率的な声、現代的な声が様々聞こえてきます。

 

そこで、1本でもいいから落葉樹を使ってみませんか?

 

工務店ソーラーコムではi-worksにより磨かれた、「外へ向けて美しい景観をお裾分けする」という考え方を持っています。

それは何も「外」だけではありません。

自分たち家族も帰ってくるのが楽しみになる家、

あの最後の角を曲がって見えてくる我が家が大好きになる重要なポイントなんです。

 

そとん壁で塗られたテクスチャーの美しい外壁
桧や杉の大屋根、庇、玄関ドア
ガレージや物置を建物と一体でつくる美しいプロポーション

 

これらを最後に彩るのが、常緑樹と落葉樹が織りなすアンサンブルなのです。

 

伊礼さんと強力なタッグを組む造園家の荻野寿也さんはこう言います。

 

 

―――― 地域の人が、落ち葉を竹ぼうきで払うあの姿、あの音に

                   冬の訪れ、侘び寂びを感じるのだ ――――  

 

 

昔からそこにあったかのような佇まいを木の家が体現できるのは、

外へ向けても自然素材を使い、地域に溶け込む、街の景観を良くする建物であるからです。

 

そのために落葉樹を使う。

 

例えば大きな南面のメインとなる窓の前に植えてはどうでしょうか。

夏は室内への日射を庇とともに遮り、緑を通す涼しい風を入れ、

冬は高度の低い日差しをリビングの床へ迎え入れる。

そして季節を感じて、風情ある暮らし、人の心が豊かになる暮らしを送る。

 

こうして日本人に備わっているDNAを取り戻し、

いや、無垢の木の家に住むのだから、その感覚をさらに研ぎ澄ませて自然とともに暮らす。

これを読まれている皆さんは、そんな才能の持ち主なのだと、描きながらワクワクが止まりません。

 

絵になる外観、絵になる暮らしは、絵になる思い出を残します。

 

五感に素直なこどもたちが四季を感じられる家にしませんか?

 

大人も童心に返って、五感の感覚を取り戻しましょう。

落葉、常緑を織り交ぜると絵になる暮らしもできる

この家では大開口の正面に大きな紅葉を入れた

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