前回はルンバの収納場所をご紹介しました。
ルンバが活躍するためには、「床に物を置かない」でしたね。
実は最近、有名な某風水タレントさんの本を読んでいて、
お金持ちの人が暮らしで実践しているという、ある習慣が目に留まりました。
それこそが、
「お金持ちは床に物を置かない」
「部屋にゴミ箱を置かない」
というのです。
どういうことか。
「床に物を置かない」メリットは
・掃除がしやすくなる
・埃がたまらない
・動線がスムーズになる
が挙げられます。
さらに、「部屋にゴミ箱を置かない」ことで、
・ゴミの処分回数、頻度を少なくする
・お金持ちはゴミの為に時間を割かない
ということが述べられていました。
実際に自宅でやってみました。
すると日頃から意識に変化が現れました。
「ゴミを出さないようにしよう」という意識が芽生えたこと、
「ゴミが出てもすぐに処分しよう」
「移動のついでにしかるべき場所のゴミ箱へ持って行こう」と
かなりの時間と労力を捻出することができました。
それまでの自分はというと、至るところにティッシュ箱、ゴミ箱、
これが便利で、快適で、楽だと思っていたのです。
まるで違いました。
パンパンのゴミ袋を縛る時間も必要なくなりましたし、
イライラすることもない、
床置きの箱物にへばりつく埃と髪の毛も少なくなりました。
さらに、ゴミを減らすコツは、ティッシュ箱を見える位置に置かないことらしいです。
あると使ってしまうという、考えが逆手に取れていて、とても納得できました。
「オシャレな木箱で雑多なティッシュケースを隠す」なんてことをしても
その箱に埃が山のように溜まってしまいますよね。
まるで掃除のいたちごっこです。
こうすることで、快適に、美しく、奥ゆかしく住む、という設計コンセプトとも非常に合致すると感じました。
何もミニマリストまでならなくても、シンプルに住めると思うのです。
ソーラーコムの家づくりでは、「本当にその希望の大きな坪数が必要か?」というところに立ち返ってから、なるべく小さく小さく(視覚や体感は広く)住めるようにする設計をしていきます。
そうすれば、探す土地も、建てる家も小さくて済み、代わりに暮らしの質を上げられます。
質とは、憧れのキッチンのグレードを上げたり、クロスを塗り壁に変えたり、四季を感じる植栽を入れたり、杉や桧の床を無節に変えたり、ワクワクを増やすことができるんです。
そのために減らすべきは、収納に割いている不動産なのです。土地も建物も、10円安い商品のストックストックで不動産を消費するのはやめてみませんか?
今日は、お金持ちの人が実践している空間のつくり方をご紹介しました。