三島郡島本町に小さな「陽の木の家」が完成します。
住まい手様ご夫妻にとって必要最小限、しかし十分な機能と居場所が揃っています。I-works1.0よりも一回り小さな3.5間角(6,370×6,370mm)。これに3畳の間をプラス。老後を想定して2階の床面積は縮小、一部を下屋スタイルにしています。4~5人家族想定の方にも参考にしていただけるひとつひとつのサイズ感を体感することができます。延床面積21坪、広さにこだわらない質の高い木の家をぜひご覧ください。残暑厳しい季節でも、家じゅう快適に暮らせる空気の質、無垢の木の香りと心地よさもご体感いただけます。
見どころ詳細は下段をご覧ください。
日 程 | | 2023年9月16日(土)、17日(日)、23日(土)、24日(日) |
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時 間 | | 10:00-16:00(最終受付15:00) |
場 所 | | 三島郡島本町(詳細はご予約後案内) |
交 通 | | お車推奨いたします(最寄:阪急「水無瀬」駅またはJR「島本」駅より徒歩約15分) |
将来の万一の寝室としても使えるよう3畳、4畳、4.5畳の畳の間は「陽の木の家」でも定番です。今回は、コンパクトな16畳のLDKに続く間として3帖の畳の間を取りました。「将来1階で寝るだけなら畳3枚で十分」、「足を伸ばせるように押入れは吊り収納にしよう」、「続きの間は小さくお籠り空間でいいよね」、そんな風にかわいく機能的で居場所のあるスペースとなりました。実際には4畳の食卓に繋がる間なので窮屈を感じずにお食事を楽しむこともできるでしょう。
玄関の定番は1坪(2畳)の最小限サイズです。トール収納や下駄箱が取れ、4人家族でも十分なサイズなのですが、靴や物が多い方、工具・外遊び用品・アウターの収納などがある程度必要な場合にはもう1畳増やして1坪半の玄関を作ることがあります。I-works3.0でも同サイズで、動線によっては土間収納、動線を分けること、様々なアレンジが可能になります。今回はシンプルに土間と板間を増やし広めの玄関とし、ちょっと便利な木製カウンターを製作、鍵やマスク、小物を整理できるスペースが用意されています。
こちらも定番となっている枠の隔てがない大開口サッシ。障子、網戸、木製ガラリで灯りを絞り、断熱がされ、視線もカットできます。今回は階段含めた6畳の居間を広々感じられるようデッキを繋ぎ、遠くの景色と空が見えるように配置されています。
夫婦の書斎個室は無しにして、吹き抜けに面した2階スタディコーナー、食卓横のデスクカウンターが共有のスペースとなります。集中する作業やのんびり寛ぐ際には2階スタディコーナーを。ちょっとした読書や会話をしながらのPC作業などは食卓横のカウンターを使っていつもコミュニケーションの取れるオープンな居場所が点在しています。
見学会開催の9月も残暑厳しいシーズンです。「陽の木の家」の中はいつも木の香りが漂いさらりとしている空間。廊下や脱衣場が蒸し暑いということもありません。室温と湿度が調節された無垢材の空間で、見えない空気がデザインされているため、どこにいても夏涼しく、冬暖かい暮らしを送ることができます。
小さく質を上げた住まいは、若い頃も老後もとても管理がしやすく、時短時代、健康時代、いいものを長く使う時代にとても適しています。ただ確かな計画を元に目的に合った広さならそれも大事です。しかしこれまでの生まれ育った価値観や、なんとなく広い方が便利、大は小を兼ねるというお考えをお持ちであれば、一回り小さな家を五感でぜひ感じ取ってみてください。1坪、2坪、3坪と整理をしていくと、あっという間に叶えたかった仕上げや便利な水回り、憧れていた造作家具に囲まれた暮らしが叶うようになります。ぜひ完成見学会で感じてみてください。
完成見学会は9月16日(土)17日(日)23(土)24(日)。
(※4日間の日程を設けていますが、申込欄には第二、三希望も入れていただけますとご案内がスムーズです。)
以下、小さな家のアイデアが詰まったi-works1.0についてまとめています。
「i-works1.0住まい手宅見学レポート」として、i-works1.0 和歌山の住まい手様宅に訪問した際の記事を全11回で挙げています。こちらにもシステム設計をされた伊礼さんの設計作法がたくさん隠されているので、実際の住まいの写真とともに参考にされてみてください。