少なく見積もっても1年~2年…ウイルスとの共存が言われる中、
住宅を取得するにあたってどう資金の計画をしていくのかというところが気になるところだと思います。
ソーラーコムの家づくりの進め方は、とてもシンプルで合理的とのお声をいただきます。
それは、絶対に失敗しないための法則のようなものです。
「書いて計画」をしているので、めんどくさい家づくりなのは確かなのですが・・・
土地を先に取得しない理由はとてもシンプルです。
工務店と建物を計画する前に決めてしまうということは、素人目から判断しても条件の良い土地であることが多いため、価格的に少し無理をしても決めてしまいがち。
すると建物予算を削ることになり、家族の誰かが希望を我慢しなくてはならないケースが頻繁に起こります。
その我慢がずっと残る家づくりをしてはなりません。
ソーラーコムでは、建築士の目から見た判断と、希望通りの建物が建つかどうか、まず家族の希望を書き出す作業からスタートしています。
すでに土地をお持ちの方は、そのご判断が必ずしも違っているわけではないので、そこからできるベストを作っていきましょう。
次に、希望一杯の建物の概算を元に、支払いが可能かどうか、相続や次の世代のことも考えた家づくりとそれに応じた資金計画をさせてただいています。
住宅ローンや国の助成金などの情報もここで整理し、建物取得に関わる諸経費も把握することが大切です。
希望目一杯の計画をするとほぼ100%の方が、予算オーバーで再計画になります。
(意図的にその道を通ることで円滑に進めていくためです)
そこで、素材や家具の量を変えたりするのではなく、「本当にその広さが必要かどうか」というところに立ち戻って一緒に考えていきます。例えばよくある議題が3点挙げられます。
これはご家族の価値観や叶えたい夢が先行するので、いけないと言っているわけではありません。それも含めて優先順位をしっかりとつける、その上でプロとしてのアドバイスをさせていただいています。
その他にも、新築木の家にしたはいいけれど、手持ちの家具や収納、雑貨に、何もかも前の家のものを引き継いだために、見た目は何も前の家と変わらない・・・というようなことが良く起こります。せっかくの無垢の木の家ですから、思い入れのあるもの以外は手放したり、ライフスタイルを憧れのものに変えてみたり、収納ぎっしりの生活から、何もない空間をつくって視覚的に癒される空間を作ってみたり、「楽しむ」や「癒し」を意識してみるのもいいかもしれません。その第一歩が、建物を小さくして素材や空間に予算をかけるという手法です。
建物を小さくすると、光熱費が下がる、掃除の手間がかからない、移動時間を短縮できる、手入れがしやすい、コミュニケーションが円滑になるなど、いいことばかりですよ。
今の自粛期間が終了しても、働き方や住まい方に変化を求められるのはずっと続きます。
直接の見学会に参加する機会は減るかもしれませんが、web上での見学会やzoomを使った家づくりセミナーは継続して行っていきますので、失敗しない計画をするためにもぜひ一度お話を聞いていただけたらなと思っています。