先週末池田市に完成した「陽の木の家」の見学会を行いました。
計画中のお客様・新しいお客様含め、土日は目一杯ご案内させていただきました。
このような時期に見学させていただいたお施主様、お申込みいただいたお客様、ありがとうございました。
皆さん、暮らしが1フロアで完結する「平屋のように住む」というコンセプトが気になりお越しいただいたのですが、一番の反応はもっと違うところにありました。
「何て心地良い空間なんですか・・・めっちゃいい・・・!!」
「今考えている他の会社との打合せを一度考え直してみようと思うほどよかったです・・・」
「こんな家づくりを実現できる勉強会に参加してみたい!!」
このような反応をいただくことができた理由をここ数日ずっと考えていました。
確かにこの池田の家はついのすみかということもあり、質を高めることにも成功したのですが、理由はもっと違うところにありました。
このお施主様はずっと真剣に「陽の木の家」と「i-works」両方の見学会にご参加いただき、
実物と図面と照らし合わせ、最後の最後まで私たちとの対話を心掛けておられました。
ソーラーコムの社屋&モデルハウスに見る、「i-works」の設計作法と、従来の「陽の木の家」のいいところを織り交ぜることで、ソーラーコムが五本柱に据える、
◆意匠性
◆性能
◆居心地
◆機能性
◆経済性
これらをバランスよく実現することができたからであると振り返ります。
単に住まい手の要望だけを詰め込んだ”注文住宅”だけでは決していい家にはなりません。
それがどこか統一感のないちぐはぐした家になってしまうことが多いからです。
そこでプロの提案も受けていただけるか、という協力が双方必要なのです。
これが「i-works」の産みの親、伊礼智さんも提唱する”提案住宅”。
住まい手の要望とプロとしての提案が合致するためには、見学会・勉強会で互いのコンセプトを確認していくこと以外に方法はないのです。
また本日、下記のリンクの通り、最近問い合わせと受講後の満足度が非常に高い「家づくり勉強会」の詳細説明を一新しました。
勉強会の内容はこの15年、時代の流れや家づくりの変化に合わせて少しずつ変えてきたのですが、根本的な変化はありません。
それなのにどうして、問い合わせや満足度が高くなってきたのか。
ソーラーコムが持つ答えはコロナ禍による「住まい」に対する価値観の変化です。
家での時間が長くなり、今まで以上に快適な暮らしを「物」や「設備」に頼るのではなく「箱=家」から見直してみないか、ということなのだと思います。
外出が減りより本気度の高い方が増えた印象もありますが、表面的な快適さよりももっと根本的に「永く、健康」に暮らせるというところにコンセプトを置いてきたソーラーコムの家づくりに、多くの方が振り向いてくれるようになりました。
本当に勉強熱心な方は、数値には現れない安心安全快適に気づき始めています。
手前味噌ではありますが、この勉強会に参加すると、どんな工務店を見ても、どんな素材を見ても、どんな工法を見ても、判断に迷うことはなくなります。家づくりの道筋がはっきりと見えてくるのが特徴です。
できることなら、住んでいる暮らしが実際に見れる「モデルハウス」の見学と「勉強会」の座学の両方をご受講いただき、家づくりをしていく上で本当に必要な知識を一気に身に付けることをおすすめいたします。
土地探しから始められる方には「ネットには出ない土地の手に入れ方」も変わらずお伝えしていきます。
お子さんが一緒の場合は家族揃ってまずはご見学。勉強会はお子さんを預けて、夫婦揃って集中して一気に学ぶ。このパターンが多くございます。
話は池田市の「陽の木の家」に戻りますが、撮影した完成写真はただ今編集中ですので、数日中にUPしたいと思います。
内装の写真を一枚、先にご覧ください。
「i-works」でも多用する枠が見えない一枚の大開口窓「LW」を使い、
キッチン横に奥様スペースとして窓枠と高さを揃えたカウンター。
この面は、2Fに窓を設けていません。
日射遮蔽をしつつ灯りをしっかりと絞る代わりに、1階の正面と角で四季を感じれる窓にしました。
収納棚は建具を付ける方が落ち着いた空間になるのですが、ご主人の音楽鑑賞用の造作棚としてオープンになりました。
出来る限り天井に照明を付けず、高さを抑え影を近くし、奥行きと落ち着きを感じられる空間にしました。
小さくても緑を植え、アルミの塀を使うことなく木塀で街の景観にも貢献します。
全容はもうしばらくお待ちください。