東豊中で施工中の「陽の木の家」。5月完成に向けて家具工事中です。
今回は工事中のキッチンについて。
大工による造作キッチンで形状はL型で、壁付けに配置されています。
造作キッチンについては、木の家では皆さまが憧れるところでもあり採用希望がとても多いのですが、ネックになるのが予算。
いつもお話するのは、引き出しの数を減らすと実はそんなに高額にはなりません。
シンク下にはゴミ箱、真ん中は食洗器、ガス台の下はオープン収納にして(棚でもいい)、炊飯器がスライドレールで飛び出してくる、
例えばこのような簡単なものだと製作建具が必要ないので安価に収めることもできるのです。
ついキッチンの増額が膨れ上がってしまうのは、ほとんどが設備へのこだわりになります。
自動掃除をしてくれる薄型のレンジフード、両面焼きグリル、ホーローからガラストップへの変更、シャワーヘッドや浄水設備の追加・・・
ショールームでいいものを見るとつい上げたくなるオプションの数々。常に家全体を見て、何が大切なのを見失わないようにすると本当に必要な増額だけで十分便利に快適に暮らせますので、程よくストップもかけさせていただいています(笑)
脱線しましたが、今回のL型キッチンへ。
上部の吊戸棚も製作にて大工での取付が完了、後に建具屋で手作りした引き戸をつり込んでいきます。
キッチン足元の収納も多めで、写真のようにL字の角部分に可動棚を取り付け、収納量を確保している。
床養生が外れ、無垢の床、造作キッチンがお目見えになるのが楽しみです。
この東豊中の家の完成は5月頃を予定しています。
見どころやあらすじはこちらもご覧ください。