【宝塚市木の家リノベーション完成見学会(開催中)】 リビング、吹き抜け、窓周り 

開催中の宝塚市、木の家リノベーション完成見学会の会場をちょこっとご紹介。

今回はリビングや窓周り。

ソーラーコムの「陽の木の家」の標準仕様にはしていないものの、準防火地域でない限り、ほとんどのお施主様に採用いただいている大開口スライディング窓のLW。

ここにi-worksでお馴染みの伊礼ガラリや障子、外観から見たときのレッドシダー色の戸袋を仕込んでいきます。


【前】i-worksや陽の木の家同様に高さを抑えた天井、開放的な吹き抜けの天井のメリハリ、明るさを目指した


【後】庭の緑、木格子、内装の白壁、無垢の木でいつもの新築同等の落ち着くリビングになった

 

i-worksや「陽の木の家」のように建物の重心を下げる考えは40年以上前にはなく、元々の構造により1階の階高が高いため、どうしても階段の段数が増える。

そこで、当初から住まい手様が要望されておられた「ヌック」を窓辺に配置し、無垢の床板小上がりつくりました。

(※ヌックとは、空間の隅などを利用して小さなくつろぎスペースとすること。 語源はスコットランド語で建築様式をあらわすneuk(ヌーク)からきている)

これにより、居場所ができ、対面キッチンとの視線も感じながら、それでいて夏涼しく、冬暖かい窓辺を楽しむことができるのです。

吹抜けのリビング階段は定番。リビング間口がコンパクトな中でも負担なく2階居室へ上がっていくことができます。

 


【途中】土の見えた布基礎であったところ、構造・湿気・断熱・全館空調の観点から防湿コンクリートの施工を行った


【後】リノベであっても全館空調の吹き出し口を設けて、底冷えしない足元、どこにいても温かな空気がデザインされている

 

ヌックで横になったり、

階段に腰かけて談笑したり、

窓の外のデッキ・緑・空を眺めたり、

キッチンに立つ家族と笑顔になって、

そこに迎え入れる猫ちゃんとの暮らしを永く楽しめる木の家リノベーションが完成しました。

 

【リノベ後、リビング周り仕様】

床:梼原杉 特一等 

リビング窓:LW

内装壁:エコクロス

窓額縁:杉積層板(家具材と同じ)

吹抜けサイズ:3×4 約6畳

 

9/15(日)はまだ空きがあります。

ご予約はこちらから。

 

【工事途中】リビング階段の吹き抜け。温かい無垢の床板、小上がり、大きな窓、ワクワクする要素がたくさん