敷地のいろいろな条件に対して、家の配置をどのようにしたらよいかの講座です。 敷地に建物を配置したとき必ず余白が生じます。 余白の部分には、アプローチや駐車スペース、庭や物干しスペースなどをつくるため、 必要な広さ、大きさ、形状を想像しながら、同時に家の大きさ、形状も考えることが重要です。 また、道路が接する方角によっても家と庭の配置が違ってきます。 冬は特に太陽の光を家の中に取り入れないために、太陽の動きと隣家の影の影響も把握します。 大阪の工務店ソーラーコムではアメダスデータなどの気象データを基に日本の四季や太陽の動きを取り込んだ家の配置を考えています。 道路と建物の配置を考えるとき、 私たち工務店ソーラーコムでは、 ①まず、道路からのアプローチを考えます。 ●人のアプローチ―――道路から玄関まで ●車のアプローチ―――道路から ●自転車のアプローチ 人のアプローチでは、道路から玄関までの距離をできるだけ長く取ることで、 奥行き感がでて愉しむアプローチがつくれます。 もちろん、階段も無くしたり、段数も少なくなります。 ②次に、建物はできるだけ敷地の北側に寄せます。 ●隣家の日影にならず、冬の太陽光を室内に取り込みます ●冬の朝日や夕日を取りいれ、夏の西日は遮るために、 建物を南西方向に30度振った配置を提案します。 ③窓の開口部は南面を開放的に配置し、東面もできるだけ開放的にすることで 気持ちのいい朝を迎えることができます。 間取りをする前に、様々決め事が沢山ありますが、工務店の設計士と一緒に考えることができれば嬉しいですね。 ]]>