敷地を取り巻くいろいろな条件を整理することは住まいの設計に大きな影響を及ぼします。 土地のもつ特性を生かした間取りプランをつくりたいものですね。 まずは敷地図を見て、方位、道路の幅、境界辺の長さや面積、土地の変形の角度や 接道の長さなどを把握しておく、これらは当たり前のこと。 工務店ソーラーコムの設計士は必ず敷地の中央に立ち、360度見渡し、近隣の地形や建物 など環境をしっかり把握あうることから始めます。 敷地のチェック項目としては、 1.正確な方位の確認 敷地ラインと一致していることはあまりない。日照計画に影響するので、敷地が何度くらい触れているかを確認する。 2.敷地と道路の高さ 敷地との高低差は人や車のアプローチに影響し、スロープや階段の長さが決まります。また、隣地との高低差は隣家に与えたり(受けたり)日影の検討が重要です。 3.道路と接する長さをチェック 旗竿地(はたざおち)や狭小地などは、人と車両方のアプローチの検討が重要です。でも意外と面白いプランも出来たりします。 4.境界から隣家までの距離は? プライバシー、日照、通風、眺望に与える影響が大です。特に隣家が迫っている場合は要チェックが必要です。 5.隣地建物の窓の位置をチェック お互いのプライバシーに影響します。お隣の家の窓が何の部屋にあたるかのかも確認します。リビング前にトイレがきたり、寝室同士が鉢合わせしないようにしなければなりません。 6.眺望の良い方向を探す 公園や隣地の庭など眺望の良い方向があれば、間取りのゾーニングや窓の位置を工夫し借景として生かしましょう。 7.周辺建物の外観・町並みを考える 新しい建物は既存の景観を壊さないデザインで、できれば町並みに寄与したい。周囲の様子を少し先までチェックすることも必要です。 8.街路樹の位置は・樹種は・高さは? 車の出入りの位置の検討に影響します。借景として取り入れることも考慮しましょう。 ●外構・植栽について 建物配置や形状に大きく影響します。枝張りなどもしっかり確認の上、残す木と撤去する樹木を決めます。樹木を残す場合、建設時の作業に影響することもあるので、仮設工事検討まで行います。 他にも、歩道や、道路の交通量・塀の高さ・ライフラインの引込み状況・側溝・電柱・電線など様々なチェックポイントがあります。できれば工務店ソーラーコムの設計士と一緒に検討をして下さいね。]]>